日本キリスト者エスペランティスト協会(山田義代表)は今年1月、エスペラント語訳と日本語訳を並列して読むことのできる聖書「エスペラント・日本語並訳聖書マタイの福音書」を発行した。 エスペラント語とは、ポーランド人のルドヴィコ・ザメンホフが考案した人工言語。1887年に公表されて以来、世界共通語としての普及が期待された。文法の構造や発音の簡易さから、比較的容易に修得できるといい、「エスペランティスト」と呼ばれる使用者は現在、世界中に100万人以上いるといわれている。 同聖書は、日本語は日本聖書刊行会発行の「新改訳聖書第3版」を、エスペラント訳はイギリス聖書協会発行の「LA SANKTA BIBLIO」を交互に並べた。「エスペラント語を学ぶ時、2冊の聖書を並べて読むのはやはり手間でもあります。1冊あればその場で両方読むことができるような、そんな聖書をつくりたいと常々思ってきました」と山田氏は語る。山田氏自身は、エスペラント語を始めてから45年という。「エスペラント語を学んでいる知り合いのクリスチャンに配布したところ、後日『学びに用いている』という手紙が届きました。エスペラント語のものはまだ少数で、需要は少ない。だからといってやらないのではなく、つくっておくことは必要だと思います。いずれ役立つこともあるでしょう」と語る。マタイの福音書に続き、今後はマルコ、ルカ、ヨハネの各福音書、使徒の働きと続けて発行していく予定。 日本キリスト者エスペランティスト協会発行、525円税込、B5判。 申込み・問い合わせはTEL:0562・98・8455 |