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書評[出典:中外日報(平成16年8月28日号)]
企業人を支えた聖書

 マナブックスは『バイブルに見るビジネスの黄金律』をこのほど発行した。長引く不況の影響でリストラが進むなど、働く人々の心の不安が高まる中、第一線の企業人20人から厳しさを増す企業社会で生き抜いた秘訣を聞いた。大手企業役員や病院理事長、弁護士などさまざまな職種の彼らの共通点はクリスチャンであることだ。

 カネボウ薬品元会長の三谷康人氏は三回の降格と左遷を経験したが、グループの筆頭専務で企業生活を終えた。大企業内でも仕事第一でなく神第一の人生を送った三谷氏は「『地の塩』として聖書のことばを信じて歩んだだけです」「時には孤独でしたが、神さまに支えられることで耐えられました」と振り返る。

 信仰は個人を支えるだけではない。聖書を企業の理念に生かすと語る経営者も数多く登場する。資生堂社長の池田守男氏は創業精神を表わす「おもてなしの心」に「受けるよりも与える方が幸いである」など聖書のことばの精神も込められていると語る。経営者としてのあり方にも聖書の教えが反映。「おもてなしの心」実践にふさわしいリーダーシップを模索、「人の先に立ちたいと思う者は、みなのしもべになりなさい」とのことばを具現化し、社員を支え、お客に接することに徹する。彼らの歩みとその言葉から学ぶことは多い。
読者の声【クリスチャン新聞掲載時の反響】
・問題や課題が山積みの中に脱出を備えてくださる方がおられることに感動しました。(40歳男性)
・どんな状況にでも人を活かしてくださる神さまに驚きを感じました。(26歳男性)